会社が嫌なら辞めていい

俺たちはいつだって自由になる権利があるんだ

なぜ会社のおっさんは買ってきたお土産を自分で配らないのか


私は銀行員ではないが、この文化が意味不明なのはよくわかる。

会社の人間は休暇に入るとお土産を買って戻ってくるのだが、なぜか自分でお土産を配らないのだ。

若手に「お願い」と渡して、配ってもらう。


いや、お土産くらい自分で配れよ。

だってたかだか20人程度だぞ?


「はい、お土産です」


と渡せば一人10秒。

合計200秒で3分程度で配れる。


ネットサーフィンする時間よりも短いじゃん。

なんで会社に染まるとお土産を配る程度のことも自分でできなくなるのだろうか。


コピー取りのような付加価値の低い業務を若手にやらせるのはわかる。

でも、お土産は業務ではないだろ。

お前が買ってきたお土産くらいお前が渡せよ。


それにコピー取りが面倒だとしても、3分程度で済む量だったら自分でやればいい。

会社には「自分でやらないのが仕事だ」みたいに勘違いしているおっさんがたくさんいる。

自分で手を動かさず、足を動かさず、頭だけ動かしている気になって何もしていない奴が大半だ。


頭を動かしていると思っているのは本人だけなのだ。



この「○○さんからです」と言ってお土産を配る様子は私もよくわかる。


いや、自分で配れよと。

配っている新人の近くにおっさんが座ってるじゃん。

じゃあお前が立てよ。配れよと。


よくわからない慣習だか風習なんかに従って、全体の生産性を落としている人が多すぎないか。

「お土産を自分で配らない」

というと些細な問題に見えるが、これは大きな視点から見ると、「思考停止」そのものである。



「みんながそうやってきたから」

「今までそうだったから」


と思考停止して、モノを考えない人だから、無駄なことばかりやる羽目になるのだ。

というか、せっかくお土産買ってきても、自分で配らないと「自分の評判」に繋がりにくいだろ。


お土産は「思いやりのため」とか「おすそ分け」のためにあるのではなく、


「お土産を買ってきてくれるいい人」


と思わせるためにあるのだ。

だったら自分で配ったほうがいい。


もったいないことはしてはいけない。