会社が嫌なら辞めていい

俺たちはいつだって自由になる権利があるんだ

人生で最も無駄なのは嫌な会社で働く時間である

世の中にはたくさんのライフハック本が売っている。

そのライフハック本にはたくさんの

「時間短縮術」

や、

「効率的に仕事をする方法」

あるいは

「短い睡眠で最高のパフォーマンスを出す方法」

などが書かれている。


これらのライフハックは限られた時間をどうやって活用するかに焦点を置いているわけだ。

しかし、どんなに最高のライフハックを施したからといって、「一番オイシイ時間」を自分のために使えないのであれば全く意味がない。

つまり、一番脳が働く平日の日中の10時間を会社なんかに奪われているようでは、細かいライフハックを工夫したところで全く意味はないのだ。


会社に属している以上、生産性は会社の文化に依存する。

個人でどんなに効率的に働いたからといって、馬鹿が無駄な会議を入れて60分ダラダラと過ごしたら、

それで全ての効率化は帳消しになる。


つまり、馬鹿が多い組織でどんなに自分のタスクを効率化しても、ほとんど意味はないのだ。


薄々気付いていたのだが、会社で働く個人で、本気で


「生産性を高めよう」


としている人は本当に少ない。

彼らには

「長く働いて一生懸命働いているように見せたい」

というモチベーションの方が大きいように感じる。

会社の業務の効率化なんて誰も本気で望んでいないのだ。


無駄な業務を作り出すことを「仕事」と捉えているし、

仕事がないとみんな不安で仕方がない。

彼らは

「暇は悪」

と考えているのだ。


暇ならさっさと帰って自分の仕事を進めればいいじゃん、と思うだろう?

彼らは

「自分の仕事?会社以外に仕事ないじゃん」

と考えるのだ。

自分で自分の仕事を作り出す発想がない。

会社以外で働くという考え方がない。


発想が完全に社畜なのだ。

会社の中で生きる以外の発想がないという意味で。

副業で稼いでいる人はみんな残業せずにすぐに帰宅している


「超時間術」

とか、

「あなたの生産性を3倍に高める方法」

みたいな本を何冊読んでもダメな会社で働いている限り、全く意味がない。

無駄だ。


個人の生産性は、所属する組織の生産性に引っ張られるからだ。


ああいうライフハックを本気で活かしたいのであれば、個人事業主になるか起業するのがいい。

自分の時間をどう使うかを自分で決めることができない状態のままでは、生産性など高められないのだ。


そういえば、最近

君たちはどう生きるか

という本が流行った。

会社員は「どう生きるか」を選べない。


人事部に勝手に異動先を決められ、所属したチームに勝手に仕事を与えられ、自分で作り出せる仕事なんて限られている。

自分で仕事を作り出したとしても、頭の悪いジジイを説得する無駄な説得作業が大量に残る。


とにかく非効率なのだ。

とにかく無駄ばかりなのだ。


穴を掘って埋めるような作業ばかりで時間を潰し、

新しいことを生み出す発想なんてまるで持つこともなく、

ダラダラダラダラと時間を潰し、

檻の中で優秀さを競ってる。


本当に馬鹿者ばかりだ。


会社で働く時間は人生最大の無駄である。

自分の時間を生きよう。

たった一度の人生で、くだらないものに使う時間なんてないはずだ。