「副業で稼ぐ」と「会社の出世」の両立は無理
副業ブームの世の中と言われて久しいが、あえて厳しいことを言うと、副業を頑張りながら会社で出世するのは無理である。
どちらかを思い切って捨てないと、どっちも中途半端になってしまうだろう。
副業で稼いで将来独立したいならば、会社の出世は思い切って諦めなければならない。
周りに白い目で見られながら、残業はせずにさっさと帰り、コツコツと自分の事業を構築していかなければならない。
僕の知る限り、日本企業は評価基準は曖昧で、能力や技能よりも
「どれだけ一生懸命働いたか」
が評価される傾向が強い。
実力主義とは名ばかりで、一生懸命やっているように見える人が評価され、効率よくさっさと仕事を終わらせる人は「サボっている人」と見なされるし、自動化して作業しない人は不真面目な人と評価されかねない。
それで、自分の資産を作り、商売を始めるにはどうしても時間が必要である。
なので、自分の時間は死守しなければならない。
つまり、残業している暇など無いのだ。
さっさと仕事は終わらせて、なるべく会社の近くに住み、寄り道せずにできるだけ早く帰って、帰ってからも仮眠したり休憩したりせずに、自分の事業に全力投球しなければならない。
そんな生活を1年、2年と続けてやっと。
やっと自由な生活を手に入れることができるのだ。
残業して出世を目指しながら副業でも成功、というのは甘い。
副業が業務に直結するならまだしも、会社の業務と離れたことをやるなら出世は完全に捨てたほうがいい。
そもそも会社で出世しても自由など全く手に入れることはできない。
責任が重くなる割に報われず、さらに上の人やお客さんに詰められ、ストレスが溜まりっぱなしだ。
出世したい人を否定する気はない。
だが、俺達が手に入れたいのは、そんな人生か?
自分の胸に手を当てて、よく考えるんだ。
俺たちが求めている人生って、会社で出世して、おっさんになって部署の人たちに褒められ、飲み会で大きな顔をして、それでも世間的には全くの無名みたいな。
そんな人生で満足か?
俺はそんな人生嫌だ。
自分の旗を立てて、自由に生きていきたい。
このブログをここまで読んでくれている人は、きっと似たような価値観を持っている人だと思う。
そうだろう?
だったら、勇気を出そう。
出世を捨てるのは勇気がいる。
勇気を出して、自分の未来のために帰るんだ。
会社で残業している人は暇人
そもそも会社でいちいち残業している人は本当に暇人である。
やることがないのだ。
夢もなく、家で勉強する気もなく、ダラダラダラダラと残業する。
本当に情けない連中だ。
残業して何をやっているのかと思ったら、何かを生み出すわけでもなく、しょうもない会議で時間を潰していたり、身内向けの資料をダラダラと作り、夜中まで働いて
「頑張った俺は偉いだろう?」
みたいな顔をしている。
いや、帰れよ。
身内向けの資料なんてペラペラのテキストでいいじゃねぇか。
会社のおっさんを納得させるために豪勢なパワーポイントを何十時間もかけて作って。
完全に無駄である。
無駄なことを一生懸命になって、世の中を何も良くしていない。
そういう仕事が多すぎる。
残業している人の作業の全てが無駄と言う気はない。
しかし、意味のないことでダラダラ時間を潰している人間が多すぎる。
あまりにも無駄が多すぎて、彼らは家に帰りたくなくてわざと残業しているようにも見える。
彼らが残業する理由は、
- 自分が頑張っている人であると周りに示したい
- 自分が重要な人物であると示したい
- 自分がたくさんの仕事を抱えている人物であると示したい
- 自分が忙しい人間であると示したい
というような、内向きのモチベーションによるものである。
ちっぽけだと思わないか?
僕はダラダラと残業して世の中に何も生み出していない連中を心の底から軽蔑している。
ゴミのような連中だと思っている。
そんな人間になってはいけない。
さっさと帰って、自分の事業を育てよう。
僕が好きな上司が昔、こんなことを言っていた。
「アホと仕事をすると、自分もアホになってくる。
アホとは距離を置かなければダメだ」
アホな働き方をする連中とは距離を置こう。
自分の道を歩んでいくんだ。